「大使館でお茶を第10回グァテマラ大使館」参加者の方の感想

「大使館でお茶を第10回グァテマラ大使館」 レポート
「大使館でお茶を第10回グァテマラ大使館」

当日参加したIAC会員の方から感想を頂きました。
ありがとうございます!

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中南米の大使館が集まるビル内のラテンアメリカンサロンにて開催された「大使館でお茶を」・グァテマラ大使館、4月のドミニカ共和国以来2度目の参加だった。
 まず最初に大使自ら、グァテマラの紹介をしてくださった。スライドを使ったとても分かり易い解説に、遠いグァテマラを近くに感じる。25歳以下の人口が58%を占める、日本人にはとても羨ましい国だ。
 更に羨ましかったのは、大使、領事共に女性であること。グァテマラでは、女性大使はめずらしくなく、大使の夫は帯同して、食事作りなど家事全般をされているとのこと。大使がグァテマラ紹介をしている間は、カメラマンとして大活躍だった。
 観光スポットも自然も豊かなグァテマラ。マヤ民族の美しい織物や民族衣装、遺跡、お料理などが写真で紹介された後、PRのDVDが上映され、すっかりグァテマラを旅した気分になった。大使・領事を囲み記念撮影終了後、グァテマラ料理のお茶会がスタート。テーブルに敷かれた特産の織物同様、カラフルなお料理が並ぶ。  
 グァテマラの伝統料理、チレス・レジェノス(ピーマンの肉詰めフライ)にはトマトと玉ねぎ、コリアンダーのチリモルソースがかかり、色味も美しく、さっぱり食べられた。クルティード(茹で野菜のピクルス)は酸味と塩味が控えめで、サラダのように食べられる味付。野菜いっぱいでヘルシーメニューの中に、お肉ゴロゴロのシチューが登場し、「大使館でディナーを」というボリュームだった。

「大使館でお茶を第10回グァテマラ大使館」

「大使館でお茶を第10回グァテマラ大使館」


 最後にグァテマラコーヒーと一緒に味わった、トウモロコシを使った焼菓子トルタ・デ・エローテ、揚げ菓子のヌエガドは素材の甘味が引き立つシンプルな味付け。二つとも初めて食べたお菓子なのに、なぜか懐かしい感じがした。
 そして印象的だったのは、ゲストと楽しく会話しながらも、空いたコップ、お皿を目立たずテキパキと片づける大使の夫の働きぶり。グァテマラのおしどり夫妻宅に食事に招かれたような、「大使館でお茶を」だった。   IAC会員 柴原三貴子
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開始時間15分前に会場に着いたときには、既に会場内には話し声が飛び交っていて、参加者の楽しそうな雰囲気に包まれていました。

今回のグァテマラ大使館でのお茶会は、大使館でお茶会 参加3回目で、初めて友人を誘っての参加でした。
友人も目をキラキラ輝かせながら、大使館で開かれるお茶会がどんなものなのか期待している様子でした。

参加者全員の簡単な自己紹介を済ませた後、大使からのお話しに移り、司会進行役の金屋さんから紹介された大使が女性である事に、私を含めた殆どの参加者が驚いた様子でした。
経済的に後進国と認識されている国で、女性が外交官として高い地位の職務に就いている事にとても驚き、先進国の基準とは一体何なのか?一瞬わからなくもなりました。
真の先進国とは、経済的発展と、男女対等、教育の普及?と考えると、日本も、まだまだこれから! と、どうしても、自分が住む日本とグァテマラを比較してしまうのでした。

今回のグァテマラ大使館でのお茶会に参加するにあたって、実は、約30カ国を旅した知人にグァテマラの予備知識をもらおうと「ズバリ、グァテマラの魅力は何?」と質問したのですが、意外にも、知人が旅行した当時は旅行先としては近隣諸国に比べ魅力が少なく旅行会社からもオススメされなかったため、旅行先リストから外してしまい、正直分からない!と。
反対に、グァテマラの魅力についてプレゼンして!と言われた経緯もありの、今回のお茶会参加でしたので、ちょっとした使命感を持ち合わせての参加になりました。

まず、内戦があり、国内が落ち着いてから、そう長くない国という事に驚き、国の人口の約半数が20代という事に驚き、日本より国土が狭いにもかかわらず、多民族国家ゆえ行き交う言語が数十言語!
もちろん民族衣装も様々で、日本や韓国のように国の伝統衣装はこれです!と言えない文化の多様性に驚き!

「大使館でお茶を第10回グァテマラ大使館」

「大使館でお茶を第10回グァテマラ大使館」

違う外見をしていても、同じ国の人 という認識は、どうやって生まれるものなのか?
どう教育すると、そのような同調意識が養われるのか、とても興味深く大使の話を聞いておりました。
お茶会の楽しみ 「現地の味を食べる時間」に移り、参加者達のお喋りにも花が咲く時間でもあります。
食材の組合せが、「外国」を感じさせるものでしたが、味付けは、日本人にも合う味付けで、旅行先で食べ物に困る・・・という事はグァテマラでは、ないんじゃないかなと思いました!
美味しかったです。
ラム酒もアルコール度数が高く、喉がカーッと熱くなるのですが、甘いのにすっきりしていて、そして悪酔いしない 仕事前に飲んでも大丈夫な素晴らしいお酒でした(^ ^;

大使が仰っていたように、グァテマラは未知の可能性を秘めたワクワクが沢山詰まった国 という印象を受けたお茶会でした。
お陰様で、知人へのプレゼンも上手くいきそうです。

参加する度、日本に居ながらにして海外旅行を味わっています。

素晴らしい会を提供して頂け、本当に感謝感激です(^^)
有難うございます。 IAC会員キム・インス
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