コーリ旗手団、所沢公演を無事終えました!

コーリ旗手団日本来日公演2018年 レポート
コーリ旗手団日本来日公演2018年打ち上げの様子

コーリ旗手団と4半世紀の付き合いをしてきた、代表理事金屋からのレポートです。

 

コーリ旗手団の所沢公演は無事終わりました。
所沢公演のあと、居酒屋で皆で夕飯、考えてみると93年に初来日をさせてから私とコーリ旗手団の付き合いは25年、国際芸術家センターとしては、それ以前からの長い付き合いです。
コーリ旗手団は、文化使節の鑑です。
世界中様々な国によばれれば喜んで駆け付け、伝統の技を披露し、現地の人と交流を図る。
日ごろの訓練とチームワークがパフォーマンスにも即、響き、メンバー同士の、信頼関係があってこその妙技がひかる。まさしくそこに住む人たちの伝統芸能を大切にする意識が地域を支えている、という感じがします。
そして、感心するのは、その技が次の世代へきちんと繋がっていること。
今回の12名編成の内4名は、以前の来日メンバーの息子や甥、コーリの町で旗手団の活動に参加し海外公演を経験することは、男の子たちのあこがれなんでしょうか?
あと10年もすれば、25年前の招聘メンバーの孫の代まで日本によびそうです。
イタリアの文化使節としての彼らの姿勢に敬服します。
そして、今日も所沢でのパフォーマンスでは、「かっこいい!」という声や子供たちの目を丸くして旗手団の動作を追いかける表情ををみると、国際芸術家センターが彼らを日本に紹介しているのだという誇りを感じます。