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アルメニアウィーク「アルメニア音楽の夕べ」


今年で3回目、そして日本アルメニア国交樹立25周年記念でもあったアルメニアウィーク(アルメニア大使館主催5月9日(火)~14日(日)代官山ヒルサイドフォーラム)が無事終了しました。
This year marks the 25th anniversary of the establishment of diplomatic relations between the Republic of Armenia and Japan. From Tuesday, May 9 till Sunday, May 14, the Embassy of the Republic of Armenia hosted the third Armenian Week at Daikanyama Hillside Forum.

IACは一昨年、昨年と食イベントの企画やアルメニア料理の提供で協力しております。
IAC has been organizing food events and providing Armenian food for the Armenia Culture Week since 2015.

今年も期間中、様々な企画に参加させて頂きました。
10日(水)の「アルメニア音楽の夕べ」にてアルメニア料理のフィンガーフードを提供、12日のレセプションではアルメニア料理のトルマとバクラバの提供、、13日のアルメニアワイン会ではおつまみをお出ししました。
We participated in a variety of events again this year. We provided Armenian finger food at “the Armenian Musical Evening” on Wednesday, May 10, dolma and baklava at the reception on Friday, May 12, and food for the Armenian wine party on Saturday, May 13.

10日の「アルメニア音楽の夕べ」では、アルメニア人や日本人による美しいアルメニアの調べに耳を傾けました。演奏会の最後にはサプライズでアルメニアの少女Meriちゃんによる琴の演奏も!
At the Armenian Musical Evening on May 10, we listened to the beautiful Armenian music played by the Armenian and Japanese musicians. Just before the closing of the event, a very talented Armenian girl, Meri surprised us by playing the kanon.

アルメニアウィーク2017at代官山ヒルサイドテラス
日本コミタス音楽協会の協力により開催されました。
The event was held with the cooperation of Komitas Music Society of Japan

アルメニア大使館主催アルメニアウィーク2017at代官山ヒルサイドテラス
サプライズのアルメニア琴演奏
Unexpected kanon performance

参加したIAC会員の渡辺えり代さんから感想をいただきました。
A member of IAC, Ms. Eriyo Watanabe, kindly shared her thoughts on the musical events.
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「アルメニア音楽の夕べ」に参加して、コミタス、バグダサリャン、ハチャトゥリャンの作品をピアノ、ヴァイオリン、箏、ハープ、クラリネットによる演奏を通して、アルメニアの音楽を深く味わうことができました。全体的な印象として、アルメニアという国が古代から続く豊かな文化をもちながら、ローマ帝国、ペルシャ帝国、オスマン帝国など大国に翻弄されてきた歴史から生まれた悲壮美が音楽の中心にあります。今回感激したのは、アルメニアの伝統楽器カノンを奏でてくれた11歳の少女Meri Musinyanちゃんと、情緒豊かな歌声をご披露下さったアルメニアを代表する有名なオペラ歌手Arax Mansourianさんの登場。そして、アルメニアのワインやブランデーも大変香り高く、とても贅沢な夜でした。  香研究家 渡辺えり代
Listening to the works of Komitas, Bagdasarian, and Khachaturian that were played on the piano, the violin, the kanon, the harp, and the clarinet, I was able to appreciate true Armenian music. I could feel a sence of tragedy in the music. The tragedy that comes from the history of Armenia. Armenia, a country that has a rich culture from the ancient times,had been tossed about by the major powers such as the Roman Empire, the Persian Empire, and the Ottoman Empire.
I marveled at an eleven year old girl, Ms. Meri Musinyan, who played the kanon, an Armenian traditional instrument, and a very famous Armenian opera singer, Ms. Arax Mansourian, who sang gracefully. Also, Aromatic Armenian wine and brandy made this evening very special.
Written by Eriyo Watanabe, Incense Researcher

アルメニアウィーク2017「アルメニア音楽の夕べ」協力IAC国際芸術家センター
カノン奏者Meri Musinyanちゃん(写真提供:渡辺えり代)
Miss. Meri Musinyan, a Kanon Performer (photo provided by Eriyo Watanabe)

アルメニアウィーク2017「アルメニア音楽の夕べ」協力IAC国際芸術家センター
アルメニアのブランデーとアルメニアワイン(写真提供:渡辺えり代)
Armenian brandy and wine (photo provided by Eriyo Watanabe)

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演奏会の後は、アルメニア料理フィンガーフーズを囲み懇親会、パーティ。
IACスタッフは、日本一美味しいアルメニア料理をつくると代表理事より(親バカ的)賛辞を頂いておりますが、実際あっという間に料理はなくなってしまいました。ありがとうございます!

料理提供はIAC会員の中路理恵子(製菓衛生士、調理師、ティーインストラクター)高田桃子(管理栄養士、ジュニア野菜ソムリエ)によるものです。

Following the beautiful recital, a variety of Armenian finger food was provided. The IAC Director General complimented us on our Armenian food, saying that we prepare the best Armenian food she could find in Japan. It is almost like a compliment from a doting parent, but all the food was gone in a second.
The food was prepared by IAC members, Rieko Nakaji (Confectionary Hygiene Master, Cook, Tea Instructor) and Momoko Takada (Registered Dietitian, Junior Vegetable Sommelier).

アルメニア大使館主催アルメニアウィーク2017at代官山ヒルサイドテラス
楽しく食べて頂けるよう、料理の提供も工夫しました。
We planned an enjoyable food presentation for every guest.

キドニービーンズとクルミのパテ、ラムのスパイシーミートボール、バクラバ、葡萄の葉のトルマ、タブーリ、各種ピクルスをつくりました。
We prepared patty made of kidney beans and walnuts, spicy lamb meat balls, baklava, dolma (minced meat wrapped with grape leaves), tabbouli, and different kinds of pickles.
アルメニア大使館主催アルメニアウィーク2017at代官山ヒルサイドテラス
アルメニア料理フィンガーフーズ
Armenian finger foods

年々、アルメニア料理の腕が上がっている気がしています!
I feel like I am getting better every year at cooking Armenian food!

アルメニア料理は、隣国トルコやアラブ諸国料理、地中海料理、ロシア料理など様々な国の食文化の影響を受けており、あんずやザクロ、豆、ヨーグルトなどヘルシーな食材を多く使います。
日本人の口にも合うと思います。機会があったらぜひ食べてみてください。
Armenian food has been influenced by different food cultures such as Turkish, Arabic, Mediterranean, and Russian. Healthy ingredients like apricots, pomegranates, beans, and yogurt are used for its cooking. Many Japanese people will be fascinated by Armenian food once they try. Please taste Armenian food when you have a chance!

2016年 アルメニア文化週間 アルメニア大使より


アルメニア大使グラント・ポゴシャン氏よりIACに向けてメッセージを頂きました。

グラント・ポゴシャン
駐日アルメニア共和国特命全権大使
今年3月22日から27日まで代官山ヒルサイドテラスにて開催された「アルメニア文化週間2016:日本文化との邂逅」は、我々アルメニア大使館が日本の皆様にアルメニア文化を紹介するために企画している様々なイベントの1つです。
 
今回のイベントでは、アルメニアと様々な形で関係をもつ日本の友人たちの力を借りて、日本の皆様にアルメニア文化を紹介したほか、日本文化とのコラボレーションも行うことで平和・共生への願いを伝えるものでした。その中でも、我々の長年のパートナーであるIAC-国際芸術家センターの皆様のご尽力で実現した食のコラボレーション「両国お馴染みの食材を使ったお料理のできあがりは?」では、レセプションにて同じ食材が使われた日本・アルメニア両国の料理をお試し頂き、それぞれの食文化の違い・特徴を皆様に楽しんで頂くという興味深い試みでした。ご来場の皆様はIACによる食文化のコラボレーションを十分に堪能されたことでしょう。素敵なお料理をご提供頂き、レセプションに花を添えて頂いたIACの皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
 
我々は、日本ではまだ馴染みの薄いアルメニアという国の文化・習慣を日本の皆様に今後も紹介させて頂きたいと考えております。本企画のような文化面での交流を通して、日本とアルメニアの両国民間の友好関係がさらに深まることを強く願っております。
グラント・ポゴシャン
駐日アルメニア共和国特命全権大使
【英訳】
「Armenia Culture Week 2016 Cultural Rendezvous With Japan」was held from March 22 to 27 in HILLSIDE TERRACE, Daikanyama. This was among major events, which the Embassy of the Republic of Armenia organizes annually in order to introduce Armenian culture to the Japanese public and to promote cultural exchanges between the two nations.
The week was saturated with many cultural occasions – exhibitions, concerts, short films, reception etc. They were implemented in close collaboration with our Japanese friends, among which is IAC – International Artists Center – our long-time partner. We are sure that our guests enjoyed the “Food Connection” part of the reception, where our IAC friends introduced several Armenian and Japanese dishes that were prepared using the same ingredients.
Such cultural exchanges unquestionably stimulate the deepening of understanding and friendship between nations, and we are deeply grateful to all our friends in Japan who played a significant part in organizing and implementing the events.
Dr. Grant POGOSYAN
Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary
Embassy of the Republic of Armenia to Japan

メッセージをありがとうございました!これからも文化交流を通じ両国の友好関係を民間レベルで広げていきたいと強く思っております。

アルメニア大使館共催イベント「アルメニア文化週間2016」レセプション風景
「アルメニア文化週間2016」レセプション風景

アルメニア大使館共催イベント「アルメニア文化週間2016」レセプションの様子
「アルメニア文化週間2016」レセプションの様子

アルメニア大使館共催イベント「アルメニア文化週間2016」アルメニアンアートの展示
「アルメニア文化週間2016」アルメニアンアートの展示

2016年3月 アルメニア文化週間


2016年3月22日~27日まで、代官山ヒルサイドテラスにて「アルメニア文化週間2016:日本文化との邂逅」 が開催されました。
「アルメニア文化週間2016:日本文化との邂逅」は両国の文化がめぐりあい、相互理解が深まることを目的に昨年に引き続き開催され、音楽、絵画、現代アート、短編映画、さらに両国のアートのジャンルを超えたパフォーマンス(アルメニア音楽と日本の舞のコラボ)など、盛りだくさんでした。

IACは得意分野の食の企画で昨年に引き続き協力させていただきました。内容は「両国、お馴染みの食材を使ったお料理のできあがりは?」という趣旨で「ナス、杏、豆」という両国でもおなじみの3つの食材を使って料理の違いを楽しむというものでした。作った料理はレセプションパーティーにて来場の皆さまに提供させて頂き好評を頂きました。

料理と菓子を提供したIAC会員の高田桃子(管理栄養士)と中路理恵子(調理師、製菓衛生士)の感想と共にお料理をご紹介します。

<IAC提供:アルメニアと日本の食べ比べメニュー>
◆豆◆
・Rice and Lentil Pilaf (レンズ豆入りピラフ、アルメニア料理)
・赤飯(日本料理)
◆茄子◆
・Rolled Eggplants
(胡桃入りサワークリームを茄子で巻いたもの、アルメニア料理)
・茄子のシギ焼き(日本料理)
◆杏◆
・杏のトリュフ(アルメニア料理)
・杏の羊羹(日本料理)

アルメニア大使館共催イベント、アルメニア文化週間2016アルメニア料理「レンズ豆入りピラフ」
アルメニア料理「レンズ豆入りピラフ」

アルメニア大使館共催イベント「アルメニア文化週間2016」日本の豆料理、赤飯
日本の豆料理、赤飯

アルメニア大使館共催イベント「アルメニア文化週間2016」アルメニア料理、胡桃入りサワークリームを茄子で巻いたもの。
アルメニア料理、胡桃入りサワークリームを茄子で巻いたもの

アルメニア大使館共催イベント「アルメニア文化週間2016」日本の茄子料理、茄子のシギ焼き
日本の茄子料理、茄子のシギ焼き

アルメニア大使館共催イベント「アルメニア文化週間2016」アルメニアの菓子杏のトリュフと日本の菓子「杏の羊羹」
アルメニアの菓子杏のトリュフと日本の菓子「杏の羊羹」

レセプションは終始にぎやかに和やかに進みました。

アルメニア大使館共催イベント「アルメニア文化週間2016」レセプションを楽しむ皆さん
アルメニア文化週間2016 レセプションを楽しむ皆さんの様子

アルメニア大使館共催イベント「アルメニア文化週間2016」レセプションを楽しむ皆さまの様子
アルメニア文化週間2016レセプション 美味しいものに国境はない

続いて感想です。
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高田桃子(IAC会員、管理栄養士、料理研究家)
昨年2015年のアルメニア文化ウィークでは、アルメニアと日本両国のお酒、菓子、料理を同時に楽しむ食のクロスオーバー企画を行い好評を頂きました。今回は、両国にとって馴染み深い「ナス、杏、豆」という3つの食材を使って、お国料理の違いを楽しむという企画で参加させて頂きました。
ナスは、両国とも発酵食品をプラスしたメニューに仕上げました。ナスと発酵食品は相性が良いのかもしれませんね!アルメニアは、ロールド・ナス(胡桃入りサワークリームを茄子で巻いたもの)、日本は、ナスのシギ焼きをご用意しました。自分の好きな食という分野で文化交流ができるのは本当に素晴らしい体験です。アルメニアとの素敵な縁を今後も繋げていけたら嬉しいです!
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中路理恵子(IAC会員、調理師、製菓衛生士)
今年は食文化比較がテーマでした。その中の一つは、「豆ご飯」、アルメニア料理はレンズ豆入りのレバーが添えてあるもの、日本代表は、お赤飯をちいさなおにぎりに白ゴマをのせました。
お菓子については、調べていたとき「アルメニアでは、杏の花がとても美しく、みんな楽しんでいる」というネット記事をみつけ、長野で杏の花見をしたことがあり、その光景が目に浮かび「杏のお菓子の食べ比べ」を思い立ちました。それで、ドライアプリコットを、蒸留酒で食感が残る程度にもどし、半分ホワイトチョコレートでコーティングしたものと、日本のものとして、杏の羊羹をださせていただきました。
今後も両国の人的国際交流がさらに盛んになることを祈念しております。
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会に参加したIAC会員の武信直子さんからも英文と日本語で感想を頂きました。ありがとうございました!

In ” Armenia Culture Week ″held in Daikayanma Hillsaide Terrace, I learned the principe of multiplication to see the collaboration of “Japanese traditional culture x Armenian traditional culture”. Collaboration of different arts was so nice. Performance of calligraphy art with music of bamboo flute and Japanese Sword Dance with music of Duduk, Armenian instrument made of apricot tree moved audience.
アルメニア週間(代官山ヒルサイドテラス)で異文化や国際文化の連携は文化を超えた一つの芸術になり、単なる足し算ではなく掛け算の結果をもたらすことを学びました。今回、篠笛の音楽と書の合作や、剣舞と杏子の木で作られたアルメニア楽器ドウドウクのパフォーマンスは感動的なものでした。