【大使館でお茶を】join us for tea at the embassy 第5回マダガスカル 大使よりメッセージ

国際芸術家センター「大使館でお茶を第5回マダガスカル」マダガスカル大使 レポート
国際芸術家センター「大使館でお茶を第5回マダガスカル」マダガスカル大使

先日行われたお茶会についてマダガスカル大使よりメッセージを頂きました。

“The vanilla tea party hosted at the Embassy of the Republic of Madagascar on April 12, 2016 was enjoyable and successful with IAC great cooperation.
It was a wonderful opportunity to present “the lamba Landy” as Madagascar traditional scarf symbolizing luxury and prosperity.
Indeed, it was a great moment for sharing with guests the beauty of vanilla beans from Madagascar, the number one in terms of quality, through the presentation and the gourmet using premium vanilla from the great Island Madagascar.
We hope IAC members and all guests will remind the nice smelling of Vanilla and the tasty food prepared on Malagasy way, which is Unique.
We have got new friends through the event and wishing to share talents and joyful moment later on. Indeed, it was a fruitful event ! Thanks to IAC.
We look forward to seeing you on such enjoyable event for discovering and exchanging culture with Madagascar Embassy staff.”
Regards,
Rosette Rasoamanarivo
Chargé d’Affaires a.i
<日本語訳>
2016年4月12日にマダガスカル大使館で行われたバニラ・ティーパーティーは、IACのご協力のもと、成功裏に楽しく行われました。またこの機会に、マダガスカルの豊かな富を象徴する伝統的な野蚕ストール「ランバ・ランディ」を皆様に紹介できたことを大変うれしく思います。
当日、出席者の皆様にプレゼンテーションをご覧いただき、世界でも最高級のマダガスカルのバニラビーンズのよさを理解していただいたことは、実に素晴らしいひと時でした。マダガスカル島の上質なバニラは世界中のグルメに愛されています。IAC会員および出席者の皆様に、あのバニラのかぐわしい香りと、マダガスカル独自のおいしい料理の味を思い出にしていただけたらと思います。
このたびのイベントで私たちは新しい友人を得ることができました。今後も協力し、楽しい時を共有したいと思います。有意義なイベントが実施できましたことを、IACに感謝いたします。
またこのような楽しいイベントで皆様と再会し、文化的な発見や交流を分かち合いたいと思っております。
ロゼット・ラソアマナリヴォ
臨時代理大使
(日本語訳:山崎陽子(IAC会員))
メッセージを有難うございます。感謝いたします。

国際芸術家センター「大使館でお茶を第5回マダガスカル」マダガスカル大使

国際芸術家センター「大使館でお茶を第5回マダガスカル」マダガスカル大使

翻訳してくださった山崎さんからも感想をいただきました。
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前半は代理大使からマダガスカルの概要について説明がありました。面積は日本の約1.6倍。「大陸の東にある島国」という点に日本との共通点を感じます。しかし、バオバブの木は高さ30メートルにもなるそうで、雄大で神秘的な風景には日本に無い魅力があります。大昔に分離した島であるためか、キツネザルなどの珍しい動物が生息。また歴史上、様々な人種が往来する要所だったそうで、随所にアジアとの近さを感じました。例えば、民族楽器の「バリハ」は、音を出す仕組みも音色も日本の琴にそっくり。また民族衣装の「ランバ」は、形や色合いが、太平洋諸島の民族に近いものがあるように思いました。アジアとアフリカが交錯する「文明の十字路」でもあったのでしょうか。
続いて特産品であるバニラについて、輸出会社のジョアンナ氏から説明がありました。マダガスカルのバニラは世界生産量の7割を占めているとのこと。気候が適しているため、上質のバニラが採れるのだそうです。
 後半はティータイム。今回は代理大使のご夫君がお料理を作ってくださいました。料理の勉強をなさっているとのことで、腕前はプロ級です。「サモサ」は揚げた皮が口にいれるとパリっとして柔らかい。「野菜サラダ」」と「野菜と肉の串焼き」は、エスニックな味付け。バニラを使ったケーキは、バナナリーフの形にしたチョコレートで飾り付けてありました。どれも繊細な味付けで、色鮮やかで目も楽しめるお料理でした。この日は代理大使の10歳になるご子息も参加。日本人の子どもたちとの交流もあり、あっという間の2時間でした。
(IAC会員・山崎陽子)
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参加者アンケートからは、代理大使のロゼットさんとシェフの息子さんの素敵な家族のおもてなしへの感謝が沢山記されていました。
お料理についても、見た目も美しく、味も素晴らしい、日本人の口に合うというコメントが多くみられました。

国際芸術家センター「大使館でお茶を第5回マダガスカル」マダガスカル大使の旦那様と息子さん。

「大使館でお茶を第5回マダガスカル」マダガスカル大使の旦那様と息子さん

◆当日のプレゼンを受けてのマダガスカル国の印象は?
・美しい自然の平和な国。本日のプレゼンで理解が深まり、是非一度、訪れてみたいと思う。
・治安が良い国という印象、本日の会でバニラ、絹などの特産を知りました。
・大自然の中で明るく生きる人々の楽園というイメージ、人々がおおらか、やさしい
・お料理がヘルシーでスパイシー 日本人の口に合う。
・バオバブの木、キツネザルなど、そこでしか見られない固有種の多い大自然

国際芸術家センター「大使館でお茶を第5回マダガスカル」マダガスカル大使館

マダガスカル大使館

◆日本人を対象に、マダガスカルのPRをよりよくするためには、どのような方法をとればいいと思いますか。
様々なご意見が寄せられました。
・今回のような、一般の日本人との交流の機会をもっと沢山、もうけて欲しいと思います。
・格安パッケージツアーを国の主催でやったら宣伝になると思う。
・アフリカから離れた島国ということで、アフリカ大陸よりも治安が良いこと、料理がおいしく、日本人の口に合うなどをアピールして旅行者を増やす。
・アイアイの童謡を活用するのはいかがでしょう。
・バニラ、コスメなど安定的に確保できるのであれば、可能ではないか。スポット的イベントを考える。
・マダガスカルの動物でかわいいキャラクターを作る
・TV局の旅番組とのタイアップ、南十字星をアピール
 学生の卒業旅行への売り込み 治安が良いことをアピール
・直接、マダガスカルの方と触れ合える機会があるとよい。お料理教室、スパイステラピーなど
・海もあり、世界遺産もあり、フルーツや良質なバニラの産地であることは、知りませんでした。人の目に触れるように上記のような点をまずは映像(CM)でアピールしてはいかがでしょうか。
・アンテナショップ
・SNSやブログなどを多角的に。アジア文化との接点がることに興味をひくのでは?
・治安がよいことをPRするのは大切では。美しい自然と街並みなども日本人には好まれます。
・動物と触れ合えることをアピール
・衛生面の話や食についてのアピールがあると行きたいと思われる

国際芸術家センター「大使館でお茶を第5回マダガスカル」マダガスカルお国プレゼンタイム

「大使館でお茶を第5回マダガスカル」お国プレゼンタイム

参加会員のブログ記事も紹介します。
世界の中心マダガスカルにはいろんな地球がつまってる
バニラの香りに包まれて…@マダガスカル大使館

自然豊かで多様な文化を持ち様々な可能性を持つマダガスカル、ぜひ行ってみたくなりました!
大使館スタッフの方々もありがとうございました。