イラン映画＋交流会＠イラン大使館のお誘い

イラン（正式名：イラン・イスラム共和国）は、アジア・中東に位置するイスラム共和制国家で、首都はテヘランです。公用語はペルシャ語で、宗教はイスラーム（国教）で、シーア派が90～95％、スンニ派が5～10％を占めています。隣接国にはトルクメニスタン、アフガニスタン、パキスタン、アゼルバイジャン、アルメニア、トルコ、イラクがあります。

（提供：イランイスラム共和国大使館）

イランの歴史は？

イランの歴史は、紀元前3000年頃の原エラム時代から始まり、アーリア人の到来以降、王朝が建設され、やがてハカーマニシュ朝（アカイメネス朝）が勃興しました。エラム人の文明とともに始まったイラン世界の歴史は、多くの政治的変遷や文化的発展を経て、現在のイラン・イスラム共和国に至っています。

イランの都市イスファハーン（提供：杉森健一）

イラン旅行のベストシーズン、そして観光名所は？

イランに旅行するなら、春（3月から5月）と秋（9月から11月）がおすすめ。気温が快適であり、美しい花々が咲き誇る春や、収穫の秋は観光に最適な時期です。特に5月はバラの美しいシーズンです。

次にイランの観光名所をいくつかご紹介します。

1. ペルセポリス: 紀元前6世紀に建設された古代都市で、ペルシャ帝国の首都として栄えました。壮大な遺跡群は世界遺産に登録されていて、アポロドーロスの設計による門や王の間などが見どころです。

2. ゴレスタン宮殿: テヘラン市内にある美しい宮殿で、サファヴィー朝とカージャール朝の歴史を感じることができます。

3. ナスィーロル モルク モスク: シラーズにある「ピンクモスク」とも呼ばれる美しいモスク。ピンク色のステンドグラスで装飾され、朝日が差し込むと幻想的な光景が広がります。

4. 国立宝石博物館: イランが誇る貴重な宝石コレクションを見ることができます。

イランではどんな料理を食べている？

イラン料理は、バスマティライスと米を主食とし、野菜をたくさん使った料理が多く、薄味でサフランやシナモン、コリアンダーなどのスパイスやハーブをよく使います。甘味や酸味の食材として、ザクロやプルーンがよく使われています。代表的な料理には以下のものがあります。

1. ケバブ: マリネした肉を豪快に焼いた料理で、イラン料理の代表的なメニューの一つです。
2. クーシャ・ディグ: 肉と野菜を煮込んだ料理で、具材が豊富でカラフルな見た目が特徴です。
3. フェセンジャン: クルミと鶏肉を煮込んだ甘酸っぱい料理で、ザクロやプルーンを使います。

（提供：イランイスラム共和国大使館）